プロダクツ

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微生物と共に30年

サン興産業がEMの製造を開始してから、はや4半世紀が過ぎました。

当初、農業資材として世に出したEMですが、畜産分野や環境分野、そして現在では広くご家庭でも愛用頂けるようになりました。
それまで存在しなかった「微生物資材」という製品が、ここまで広く認知された事は、感謝の念にたえません。

私たちサン興産業は、EMという製品の製造者として常に責任を持ち、製品の製造に取り組んでいます。
しかしながら、この微生物という資材は、生きています。
言葉としての意味ではなく、実際に動いて活動しているのが、顕微鏡を見るとよく分かります。

12_4工場での製造プロセスは、元となる微生物に餌を与えて増やす「培養」という行程を経て、検査・ボトル詰めして出荷されますが、生き物を扱う以上、そのコンディションには気を配ります。
EMの場合、複合微生物資材なので、それぞれの微生物が「仲良く育って」いるかどうか、毎日全ての培養タンクを調査し、菌の状況を確認しています。

 タンクによっては活動の立ち上がりが遅かったり、あるいは微生物バランスが通常と違う場合は、基質を変えた餌を投入したり、他のタンクの微生物を混ぜたり、それは、工場規模で製造される製品でありながら、匠の技の世界です。
私たちの製品は生きています>

12_7 出荷されたEMは、全国の代理店を通してユーザーに届けられます。
ひとつお願いがあります。
EMという製品は、文字通り生きていますので、薬品や化学物質等と同じに考えると、扱いを間違える可能性があります。

使用する際は、その場所でEMが増えやすいよう、サポートをしてあげてください。
気温が低ければ暖める、他の菌が多い状況なら、まずは対策をする、餌となる新鮮な有機物がある状態で使用する、等々。

ちょっとした気遣いで、効果は大きく変わってくるはずです。
そして、成果が上がったら、ぜひ私たちにも伝えてください。
今後、できる限り多くの事例を紹介して行きたいと考えています。